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妙高寺のタブノキ(椨木) (クスノキ科) Machilus thumbergii 常緑高木 幹回り 3.00m 樹高 19.0m |
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「巨樹名木美林ガイドブック」[15] 妙高寺のタブノキ(椨木) P36 | ||||||||
暖地の沿海地に多く、大木は高さ30m、直径3.5mにもなります。樹皮は特徴的な暗褐色で、葉は枝先に集まってつき、長さ8〜15cmの倒卵状長楕円形で先端が少しつきでて厚い革質(かくしつ)で表面に光沢があります。5〜6月枝先に円錐花序(えんすいかじょ)に淡黄緑色の小さな花をつけ、果実は直径約1cmの球形で花被が残り7〜8月に黒紫色に熟します。 秋になると「ミミズク」が決まってやって来て、「ゴロッチョホー」と鳴いて住民に親しまれています。 |
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妙高寺のイヌマキ(犬槙) (マキ科)Podocarpus macrophyllus 常緑高木 幹回り 2.25m 樹高 18.0m |
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「巨樹名木美林ガイドブック」[16] 妙高寺のイヌマキ(犬槙) P37 | ||||||||
暖地の山地に自生し、大木では高さ25m直径2m以上にもなります。 5〜6月に開花し、雌雄異株です。雄花は円柱状、雌花は葉のつけ根に1個ずつつき ます。若い果実は9〜10月に熟してきて、赤紫色をした花托(かたく)と呼ばれる上につきます。 花托は食べると、ほのかに甘い味がします。 葉は密に互生し、長さ10〜15cmの線形となっています。樹皮は灰褐色で縦に浅く裂けます。 |
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雷電神社のイヌシデ(犬四手) (カバノキ科) Carpinus tschonoskii 常緑高木 幹回り 2.30m 樹高 16.0m |
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「巨樹名木美林ガイドブック」[17] 雷電神社のイヌシデ(犬四手) P38 | ||||||||
このイヌシデは別名ソロともいい、土地の人々がソノといって親しんできました。 おもに山地に生え高さ20mぐらいまでになり、老木になると、やや浅い裂け目ができます。若い枝や葉には毛が多く、その葉は互生し長さ4〜9cmの卵型または挟卵型で基部はまるいです。花は4〜5月に開き、花穂(かすい)は長さ4〜8cmで垂れ下がり、葉状の果苞(かほう)をややまばらにつけます。その果苞は長さ2〜3cmのいびつな披針形で長い毛がまばらにあります。 |
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ガイドブックのご紹介 | ||||||||
中学生理科総合副読本 函南町「巨樹名木美林ガイドブック」 発行:函南町教育委員会 第3版発効日:2003(平成15)4月1日 (初版1996年3月1日) 編集:「中学生副読本」編集委員会 函南町の樹木について詳しく書かれています。 巨樹名木が53本、美林が11ヶ所紹介され、 各小学校区ごとに「森と樹の探訪マップ」があり詳しく判るようになっていて、コースガイドまであります。 |